浴室の広さ選びは慎重に！サイズ別のメリット・デメリットを解説

浴室の広さ選びは、新築やリフォームにおいて非常に重要な要素の一つです。
快適なバスタイムを実現するためには、自分のライフスタイルやニーズに合った最適なサイズを選ぶことが大切です。
しかし、浴室の広さ選びは、実際に使ってみないとイメージしにくく、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
この記事では、浴室の広さ選びの基礎知識から、用途別の選び方まで解説していきます。
後悔のない浴室選びの参考にしてください。

□浴室の広さ選びの基礎知識：サイズと坪数の関係

浴室の広さは、サイズと坪数で表されます。
サイズとは、浴室の内寸を「幅×奥行」で表したものです。
例えば、1616サイズは、幅160cm×奥行160cmを表します。
一方、坪数は、浴室の面積を表す単位で、1坪は約3.3平方メートルです。

1:サイズと坪数の関係

浴室のサイズは、10cm単位で区切られているのが一般的です。
1616、1618、1620など、さまざまなサイズがあります。
坪数とサイズの関係は、以下のようになります。
・0.75坪：1216サイズ
・1坪：1616サイズ
・1.25坪：1620サイズ

2:規格サイズ

ユニットバスには、規格サイズと呼ばれる、あらかじめ決められたサイズがあります。
規格サイズを選ぶことで、価格を抑えたり、工期を短縮したりすることができます。
ただし、規格サイズ以外のサイズを選ぶことも可能です。
その場合は、特注扱いとなり、価格が割高になる場合があります。

3:戸建てとマンションのサイズの違い

戸建てとマンションでは、浴室のサイズが異なります。
一般的に、戸建ての浴室はマンションの浴室よりも広くなっています。
これは、戸建てでは、浴室に窓を設けることが多いのに対し、マンションでは窓がない場合が多いことが理由です。
また、戸建てでは、浴室に洗面台や洗濯機を置くスペースを確保する必要があるため、より広くなっています。

□用途別！浴室の広さ選びのポイント

浴室の広さは、用途によって適切なサイズが変わります。
ここでは、戸建て、マンション、介護など、それぞれの状況に合わせたおすすめのサイズをご紹介します。

1:戸建ての場合

戸建てでは、1坪(1616サイズ)が最も人気です。
1坪あれば、浴槽にゆったりと足を伸ばして入ることができます。
また、洗い場も広いため、家族で入浴しても窮屈に感じません。
もし、よりゆったりとしたバスタイムを実現したい場合は、1.25坪(1620サイズ)以上の浴室を選ぶのも良いでしょう。

2:マンションの場合

マンションでは、スペースが限られているため、0.75坪(1216サイズ)または1坪(1616サイズ)の浴室が一般的です。
0.75坪でも、浴槽は十分に足を伸ばせるサイズです。
ただし、洗い場は狭くなるため、家族で入浴する場合は、1坪以上の浴室を選ぶのがおすすめです。
また、マンションの場合、浴室に窓がないことが多いので、換気に注意が必要です。
換気扇の性能や浴室乾燥機などを検討しましょう。

3:介護を想定する場合

介護を想定する場合は、1.25坪(1620サイズ)以上の浴室がおすすめです。
車椅子での入浴や、介助が必要な場合でも、ゆったりと使える広さです。
また、手すりや滑り止めなどの安全対策も重要です。

4:ショールームを活用しよう

浴室の広さをイメージするのは難しいものです。
実際に、ショールームに行って、さまざまなサイズの浴室を見比べてみることをおすすめします。
ショールームでは、実際に洗い場に入ったり、浴槽に浸かったりして、広さや使い心地を体感することができます。
また、担当者に相談することで、自分に合った浴室のサイズや機能を具体的に知ることができます。

□まとめ

浴室の広さ選びは、快適なバスタイムを実現するために非常に重要です。
この記事では、浴室の広さ選びの基礎知識や、用途別の選び方について解説しました。
自分のライフスタイルやニーズに合った浴室のサイズを選ぶことで、後悔のない浴室を実現できるはずです。
ぜひ、この記事を参考にして、最適な浴室の広さを見つけてください。

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