ご挨拶
木造建築の仕事をしたい!
小さい頃から工事現場があればずっと見ていたよ。と親に教えてもらったことがあります。
気付けば建築科の学校を目指し迷うことなく大工の道に進みました。
新卒で入社したのは、大手ハウスメーカーの社員大工でした。
ただ何か違う。
そんな違和感から1年で退社。
やるからには‼
と意気込み富山県にあって加賀藩御用大工の系列で現代の名工の称号を持つ社寺建築専門会社の親方の下へ入門させていただきました。
私にとって格好良くて今でも恐くも優しい親方。
厳しくもたくさんのことを教えてくれた兄弟子。
完成を時には涙を流し喜んでくださるお客様。
沢山の出会いに囲まれ11年建築の素晴らしさを学ばせて頂きました。
(北陸の幸はとても美味しいですよ)
30歳を機に独身した後、
世界遺産日光東照宮の平成の大改修の工事に従事。
皇居大嘗祭造営工事は入場許可まで頂いたのですが、一身上の都合により辞退する事になりました。
そして舞台を地元茂原市に定め、現在は住宅と社寺の業務を展開しています。
建築物は大まかに日本古来から根付く植物由来と欧米の鉱物由来と大分することができます。
竪穴式住居は100%植物由来で、ヨーロッパの歴史ある建造物は石造り。
みたいな感じです。すこし極端な話になりましたが日本の風土と人にはやはり樹が合う。
そんな様に感じます。
宮大工として培った木材見る目、知識を基に自然素材の良さを提供していきたい。
という想いで住宅事業を始めました。
ただ、
無垢材や自然素材は費用が高い!
と諦めている方も多いと思います。事実私も高コストになる事が悩みの種でした。
ですが、
協力業者や市場開拓により安定した価格で提供できる環境が整いました。
費用面でのお悩みでしたら是非一度ご相談ください。
子育て環境として住まいつくりを考える。
子供も授かってそろそろマイホーム。と考える子育て世代のお客様は多いです。
お腹の大きな奥様や赤ちゃんをお連れのお客様の対応をさせて頂いて思うのは少しでも良い住宅環境を提供したい!
そんな気持を強く抱きます。
アトピーやアレルギー持ちの子供が増えている原因として生活環境も原因の一つとして言われています。
赤ちゃんや子供の頭の位置はとても低く床に近い低層で呼吸をしてることになるので、
このエリアの空気をいかに綺麗にできるか。
床材はもちろん壁や天井から降りてくる空気も綺麗なものにしたいです。
その為には化学製品の使用を少しでも減らし、まるで森の中の様な空気を再現出来ればと思っております。
自然素材や子育て環境について述べさせて頂きましたが、所詮私は建築屋です。
魔法の様に一生健康で過ごせる体にすることもできませんし、
必ずお子さんが国立大学に入学できる家も作れません。
ただ、
帰りたくなる家。
傷一つにも愛着の湧く様な家族と共に愛してもらえる家をお施主様と一緒に作っていける事が建築屋として本望と思っています。
利休 代表 菊地貴敬